HISTORY ドリコムの変遷

詳細な会社の事業沿革は会社サイトでご紹介しています。 
「ドリコム公式サイト 沿革」

History of Drecom

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社長内藤の
「発明家」という夢

夏休みの自由研究で取り組んだ「私のアイディア貯金箱コンクール」で表彰されたことをきっかけに、ものづくりに夢中になる。発明家を目指した内藤は、ノーベル賞受賞者を多く輩出していた京都大学に進学。そこで志を共にする仲間に出会い、ドリコムという会社がスタート地点に立つ。

B to C 向け WEBサービス

大学発ベンチャー
として始動

「物理化学的な発明だけが『発明』ではない。今までにないサービスを産み出すことも『発明』だ」と感じ、京都大学在学中に学生団体を立ち上げるも、いくつもの失敗を経験。ビジネスコンテストに応募して得た優勝賞金100万円を元手として、2001年11月有限会社ドリコムが誕生。学生エンジニアを集め一軒家を借り、昼夜問わず討議と開発に明け暮れる。BtoC向けの検索エンジンやコミュニティサービスを次々とローンチさせる。

B to C 向け ブログサービス /
B to B 向け ブログサービス

国内初の
ブログサービスを提供

ドリコムが数々の新規サービスをリリースし、注目を集めつつある中、アメリカではブログサービスが登場。インターネットの可能性と市場の大きな転機を感じ、「自分たちのアイディアで人を楽しませるものをつくりたい」と国内初となるブログサービスの提供を開始。手軽に書き込めるWebメディアとしてたちまち多くの支持を得た。その後、法人向けブログサービスを中心に事業は広がり、2006年2月に東証マザーズ上場を果たす。

モバイルコンテンツ

挫折、そして立て直し

株式上場後ビジネス拡大の戦略に走りすぎた反動の赤字決算。ステークホルダーの期待に応えようとしたが故の結果だった。事業の立て直しをはかり試行錯誤する中で下した決断は、「原点に立ち返ること」。「それでもやはりこの会社で新しいものを産めなくなったら終わりだな、と思っています」と内藤は当時の社内ブログに綴った。選択と集中を厳格に進める一方で、新しい芽を伸ばす為にモバイルコンテンツ事業に力を注ぐ。

ソーシャル × ゲーム / 広告

ソーシャルゲームへの挑戦

再建計画途中の2008年、Facebookの台頭に新しいインターネットビジネスの萌芽を感じ取り、翌2009年「ソーシャルゲーム」に大きく舵を切ることを発表。ゲーム領域に知見のなかった社内からは訝しむ声もあったが、選抜メンバーを集めた開発合宿を経て、社内にものづくり魂の火がつく。国内でも先陣を切ってソーシャルゲームの提供を開始し、何作ものスマッシュヒットを叩き出した。

ソーシャル × ラーニング /
ソーシャル × マーケティング

ゲーム事業の展開と前進

ゲームを提供する中で培った「ソーシャル」のノウハウを活かした新規サービスに挑戦する。「みんながいるから続けられる」英語学習アプリ。リリース前から「みんなで盛り上がれる」事前登録サービス。世の中の3歩先を行くサービスを次々と発明し、事業領域を広げていく。ゲーム事業では日本を代表するコンテンツをゲーム化したタイトルを続々発表し、スマホゲーム市場におけるトッププレイヤーへと着実に前進する。

Invention Project

新たな可能性を探って

ゲーム事業が「発明を産み出す」から「発明したものをNo.1にする」段階へと成長。ゲーム事業の飛躍の裏では「発明を産み続ける」動きが着々と進んでいる。既に社会に定着したものではない、新しいものを見つけてつくりだすことこそがドリコムのDNA。これからも新しい事業を世に提案し続け、多様な市場、産業に可能性を広げて挑戦し続ける。

ゲーム × HTML5

ゲーム事業を越えた挑戦

世の中がAIやVRといった技術に湧く中、ドリコムが注力分野として選んだのはHTML5。そのことが実を結びこの年、大型提携が実現した。
市場の今後を捉え、とがった技術を育てることを通して、新しいエンターテインメントを実現する、世の中の3歩先を行くサービスへの挑戦を再び始めた。

Entartainment DX

IP Produce

過去数多くのIPタイトルをヒットさせてきたドリコム。その強みをいかし、ドリコムはIPを軸に、ゲームにとどまらない様々なエンターテインメントコンテンツを提供する「総合エンターテインメント企業」を目指す新たな挑戦を決めた。「ぼくとドラゴン」や「ウィザードリィ」などの有力IPを獲得した他、スタジオレックスやBlasTrainがグループに加わり、ドリコムグループの総合力は拡大。今まで以上に「発明を産み続ける」強い組織とともに、DXという新たな潮流の中、ゲーム以外のエンターテインメントでも3歩先を求める歩みをドリコムは始めた。

出版・映像ブランド"ドリコムメディア"設立

出版・映像事業の立ち上げ

世界を舞台とする総合エンターテインメント企業を目指すため、出版・映像ブランド「ドリコムメディア」を立ち上げた。 「ドリコムメディア」は、4つのレーベル、「DRE STUDIOS」(webtoon)、「DREノベルス」(ライトノベル)、「DREコミックス」(コミック)、「DRE PICTURES」(アニメーション)による、オリジナル作品の創出と全方位でのメディアミックスを展開し、「作品価値の最大化」を目指す。

エンタメ×Web3

Web3領域へ本格参入

新たなテクノロジーとして2017年頃から実験的な取り組みを進めていたブロックチェーン領域。当時は事業化には至らなかったが、近年エンターテインメント領域でのプロジェクト事例も増加し、これまで培ってきたソーシャルゲーム、ブラウザゲームのノウハウを活用できるのではないかという仮説のもと、Web3領域への本格参入を発表。まだ正解のないこの領域で新たな発明を生み出す挑戦を続けている。