大学の研究室に
自作の監視システムを導入

IT系でものづくりがしたくて入社しました。自分の手でつくるのが好きで、大きな会社で小さな仕事をするよりも、小さなところで大きな仕事がしたかった。ドリコムは説明会で話を聞いて、色々なものをつくれそうだったので選考に進みました。調べてみると15年近く業界で残ってきて、軸にはいつもインターネットを置きながらも時流に合わせて数回ほど業態を変えてきたというのも、柔軟でいいと思って。
大学時代、プログラミングを覚えてからは身の回りのものをいろいろとつくっていました。例えば、市販のウェブカメラを用いた、教授がどの研究室にいるのかをリアルタイムで確認できる遠隔監視システム。「いつ行けば先生に論文を見てもらえるのか」「いま、先生はどの研究室にいるのか」を知りたいというニーズがあったんです。扇風機にカメラを搭載し、首振り機能を使って部屋中を見渡せるようにするなど、カスタマイズを重ねて友人たちに喜ばれました。その他にも所属サークルのウェブサイトをつくったり、プログラミングコンテストの世界大会に出るための演習システムをつくってみんなで練習したり。つくったものを人に使ってもらえる瞬間が好きだったんです。

売上は一指標でしかない
ユーザーの声に耳を澄ます

就職してものづくりが趣味から仕事になって、意識も大きく変わりました。対象が身近な人だけでいいのが趣味や学校のものづくりです。一方、対象が顔の見えない大勢の人達になるのが仕事としてのものづくりです。幅広い方々に使ってもらう上で最も気をつけないといけないのは、フィードバックを自分で積極的に拾いにいくことだと感じています。例えば友人であれば、特にこちらから働きかけなくても「ここがいいね」「もっとこうしたら」と親切にアドバイスをくれますよね。けれど一般のユーザーさんが「こうしてほしい」と具体的に教えてくれるかというと、そうではありません。中には黙って離れていってしまう人もいるはずです。だからこそ出てきた声は大事にしたい。
こちらのリリースしたものがはたして最適だったのかどうか、その結果は売上という数字で出ますけど、それは指標のひとつでしかない。はたしてユーザーさんの使用感や体感がよかったのかどうかはわからない。永遠の課題だと思っています。ただ比較的、うちのサービスについてはコミュニティが盛んで、お褒めの言葉、お叱りの言葉をいただくことができますので、その書き込みをこまめに見るように心がけています。

既存サービスの運用のかたわら、新技術の調査も

いまはほとんどのアプリをiOSとAndroidで出していますが、僕はまた次にウェブがくるんじゃないかと思っています。そうなればより表現の幅を広げられる。なのでブラウザの動向を追いかけて、例えばプッシュ通知ができるようになってきたとか、セキュリティの問題で位置情報を取れないリスクがあるだとか、そういったところを調査して社内に技術提案していきたい。そのためにも既存の担当アプリの運用はなるべく軽く回せるように工夫して、生み出した工数で新技術の調査をするようにしています。技術的に新しいものを追うのは純粋に楽しいですね。
2年後、3年後はウェブ技術がより一般的になって、アプリ市場ではなくウェブ市場がメインストリームになっているだろうと僕は予想しています。その時点でいいポジションにいられるようにしたい。きっと現行の課金システムやストアやランキングの代わりになる新たなプラットフォームが必要になってくるはずなので、それを産み出せるような立場にいられたらいいですね。

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