IP全体の展開や成長戦略を管轄、
推進出来る人物になりたい

Interview

室園幸太

2023年入社 TED部

事業企画

人々の期待を超える

IP全体の展開や成長戦略を管轄、推進出来る人物になりたい

室園幸太

2023年入社 TED部

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IPプロデュースに新卒から挑戦できる良い環境だろうと感じ、入社を決めた

ドリコムに入社を決めた理由や、それまでどんなことをされてたかなどを教えてください。

幼い頃から特撮番組のメイキング映像などを見るのが好きで、かなり早い時期からコンテンツの「作り手」側の世界に関心がありました。中学生にもなると、著名な映画監督やクリエイターの方々の本やインタビューを読み漁ったり、脚本に興味を持ち、自分たちで短編映画や映像作品を自主制作することにも挑戦していました。

その中で、コンテンツを「作る」だけでなく、「届ける」、つまりビジネスとして成立させる「プロデューサー」という立場の存在を知り、既に高校生の頃には「IPを生み出し、幅広く展開する」プロデューサーの仕事に就きたいと考えていました。

就職活動を始めた当初は、映画やアニメ作品の製作・配給会社、あるいは大手のIPホルダーといった企業も視野に入れていました。しかし就活を進める中で、自分は特定のメディアやジャンルにこだわるよりも、「一つのIPを多角的に展開していく」ことそのものに関心があるのだと、改めて気づかされました。

そんな時に出会ったのがドリコムの「事業開発職」としての募集です。

当時のドリコムは「IPを軸とした総合エンタメ企業」への変革期で、自社の出版レーベルを発表するなど、出版・映像事業が本格的に動き出している時期でした。 ゲームだけでなく、ノベル、コミック、アニメ、MDなど、多様なIP展開に携われるチャンスが「これからの時期」に入社する自分たちには多くあるのではないか、と感じました。

加えて、当時は「Web3」という全く新しいIPの楽しみ方を生み出す挑戦も始まっていました。 この新しい領域に飛び込んでいくことに純粋にワクワクしましたし、まだ成功事例が少ない領域だからこそ、自分のような若手にも掴めるチャンスがあるのではないか、と感じました。

幅広いメディア・コンテンツ展開と、新しい領域への挑戦。 この両方が存在し、しかもそれを社長直下の少人数チームのメンバーとして、スピード感を持って進められる環境。 他のエンタメ企業の総合職や制作職とも違い、クリエイティブもビジネスも、コンテンツ作りも広めることも、全部自分で推し進めることが求められる。

自分が目指すIPプロデュースに新卒から挑戦できる良い環境だろうと感じ、入社を決めました。

事業開発部門の企画職として幅広い業務を担当している

入社してから、どんなお仕事をされていますか?

事業開発部門の企画職として配属され、幅広い業務を担当しています。入社して1〜2年目は主にWeb3領域のプロジェクトに関わりました。

例えば、最初にアサインされた、NFTを活用したスポーツコミュニティのプロジェクト「Sports3」では、SNS運用やリアルイベントの企画、コミュニティ設計といったマーケティング関連の支援を行いました。

また、Web3ゲームのプロジェクトでは、運用プランナーやマーケターのような立場で、立ち上げから運用までの一連のフェーズを経験しました。
ここでは、コラボイベントや周年施策といったゲーム内の企画・運用はもちろん、SNS運用やプレス配信、さらにはカスタマーサポート(CS)窓口の立ち上げ・運用改善まで、プロダクトを動かすために必要なセクションを、社内外のメンバーの皆さんと連携しながら幅広く担当し、学ぶことが出来ました。

中には、そのIPのメディアミックスを推進しようという試みにも挑戦させて頂きましたが、調整に奔走したものの、自分の力不足もあり、上手くいかず中断になってしまった、といった悔しい経験もしています。

現在は、主にMD(マーチャンダイジング)領域での新規プロジェクトでリードプランナーとして企画を推進しています。

このプロジェクトでは、サービス全体のコンセプト設計や要件定義から自分で行っています。 先行事例があまり見つからないような新しい仕組みに挑戦しようとしており、非常に大きな挑戦ではありますが、先輩方のサポートもあり、日々なんとか頑張っています。

幅広いコンテンツやIPを届けられるプロデューサーになることを目指している

業務の中で、とくにやりがいを感じている点を教えてください

一番のやりがいは、やはり「前例のないことに挑戦している」という実感そのものです。

1年目から関わっているWeb3領域でのプロジェクトもそうですし、今担当しているMD(マーチャンダイジング)の新規プロジェクトも、社内に(そして市場にも)まだ先行事例が少ない新しい仕組みづくりに挑戦しています。

もちろん簡単なことではありませんが、ドリコムのVisionである「発明を産み続ける」プロセスを自分たちが担っている、という手応えを感じられる瞬間が、大きなやりがいに繋がっています。

また、これは事業開発部門という部署柄もあるかもしれませんが、自分たちが挑戦していることが、会社全体の中期指針や戦略と強く結びついていると感じられる点も大きいです。

経営層が示す「会社が目指すべき方向」に対して、それを「具体的にどう実現するのか?」という一番面白い部分を、自分たちが企画し、動かしている。 会社の戦略を具体化する最前線に微力ながら関われている、という実感もやりがいの一つです。

ドリコムで成し遂げたいことはありますか?

入社を決めた理由とも繋がりますが、一貫して幅広いコンテンツやIPを届けられるプロデューサーになることを目指しています。
そのために、まずは「これは自分が企画した」と胸を張って言えるようなプロダクト・プロジェクトを任され、成功させることが直近の目標です。

自分の企画アイデアが社内で認められてプロジェクト化し、それをプロダクトとしてしっかり作り上げ、ユーザーさんの手元に届けて、多くの人に「これが好きだ」と言ってもらえる。 まずはその一連のサイクルを、リードする立場でやり切ることを目指しています。

そして、ゆくゆくは一つのプロダクトやサービス単位ではなく、社内外から「このIPを任せたい」と言ってもらえるような、IP全体の展開や成長戦略を管轄、推進出来る人物になりたいと思っています。

「自分で何かを企画し、人を集めて作り上げ、それを評価される」という経験を小さくてもいいので一度やってみてほしい

入社してみて、ドリコムという会社の雰囲気、どんな会社だと思いますか?そんなドリコムには、どんな人が合うと思いますか?

「新しいことに挑戦すること」が、個人にとっても会社にとっても、非常に歓迎される雰囲気はあると思います。
とは言え、任せっきりにされるわけではなく、それが「なぜ新しいのか」「なぜやるのか」「どうやるのか」といった本質的な部分を、部署やプロジェクトチームの皆さんで一緒に考えていく文化があると思います。
実際、自分も「出来ないことなんてない」から考えましょうとはよく声をかけてもらえます。

まず大前提として、IPコンテンツやエンタメが好きな人が向いています。
コンテンツそのものの面白さはもちろんですが、それと同時に、IPならではの様々なメディアに多角的・連鎖的に展開される面白さ、ビジネスとしての広がりと奥深さから生じるダイナミクスや複雑さも含めて関心を持てる人は、特に向いていると思います。

その上で、「新しいことに自ら手を挙げて挑戦したい人」は合うと思います。
私自身は毎回積極的に手を挙げられるタイプではないですが、それでも「こういうことに興味がある」と伝えておくと、意外と周りが覚えていてくれて、「そういえばこれ、興味あるって言ってたよね?」とチャンスが巡ってくることもあります。

あとは、エンタメという不確実性が高い市場、環境の中で、自分なりに根拠や「確からしさ」を見出して、前に進んでいこうとできる人が活躍できる環境だと思います。

最後になりますが、就職活動をしている皆さんが、学生のうちにやっておくと役立ちそうなことや、メッセージがあればお願いします。

エンタメ業界のビジネス職や企画職に興味があるなら、「自分で何かを企画し、人を集めて作り上げ、それを評価される」という経験を、小さくてもいいので一度やってみることをお勧めします。
「作る」経験ももちろん大事ですが、それを世の中から「評価される」ところまでをワンセットで経験しておくと、必ず役立つ視点が得られると思います。

メッセージとしては、就職活動中は「どの会社に入るか」に目が行きがちですが、ぜひ「そのIPやエンタメに、自分はどう関わりたいのか」を深く考えてみてほしいです。会社や職種によって、その「関わり方」は本当に様々であると思います。
当時の私が「事業開発職」という募集に出会ったように、自分のやりたいことにフィットする採用やチャンスがないか、ぜひ探してみてください。

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