Web3事業への参入

Interview

櫻井理映子

2017年入社 Crypto部

部長

人々の期待を超える

Web3事業への参入

櫻井理映子

2017年入社 Crypto部

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常に新規事業企画・事業立ち上げを行ってきました

ドリコム以前のお仕事の経歴を教えてください

新卒で外資系コンサルティングファームに入社して数年のキャリアを積んだ後、ドリコムに入社しました。

当時のドリコムは、まだゲーム事業に参入する前のフェーズで、モバイルSaaS、Web広告などの事業開発に携わりました。
会社がソーシャルゲーム事業に参入していく過程で、海外ゲームのパブリッシング事業の立ち上げ、ソーシャルゲームマーケティング部門の立ち上げなどを経験しました。

その後、スマートフォン向けカジュアルゲームアプリ開発の子会社の社長を任され、事業立ち上げだけでなく、会社経営についても経験しました。
子会社では期待される成果を上げることができず、社長を退任し、そのタイミングでドリコムを一度退職しています。

退職して半年ほどは、沖縄で毎日遊んで暮らす生活を堪能しました。
その後東京のシェアリングエコノミーの中でもスキルシェアに特化したスタートアップに参画し、スキルシェアをベースとするCtoCの新規事業立ち上げを2つほど行った後、縁あってドリコムに再入社しました。
キャリアとしては常に新規事業企画・事業立ち上げを行ってきました。

Web3ではこれまでのインターネットサービスとは異なる体験をユーザーにもたらす可能性

現在、担当されているお仕事の概要(役職等含む)を教えてください

Crypto部という部署の部長をしています。
Crypto部はドリコムにおけるWeb3事業を担う部署で、ブロックチェーンゲーム開発プロジェクトや、NFTプロジェクトを推進しています。

もともとCrypto部の前身はドリコムにおける新規事業開発部署でしたが、今後数年は新規事業立ち上げの多くがWeb3領域になるという想定の元、部署名をCrypto部と変更し、主にブロックチェーンを用いた新規事業、サービス開発に取り組んでします。

Web3事業の立ち上げに至った背景を教えてください

Web3という名前が指し示すところは幅広く、さまざまな解釈があるところではありますが、ドリコムでは、Web3を「トークンを介した形で実現する分散型インターネットサービス」と定義しています。

Web3ではユーザーの定義が「サービス利⽤者」から「サービスの協賛者」までに拡⼤するといった側面や、トークンエコシステムを含めたサービス全体がユーザーにもたらす提供価値の最⼤化といった面において、これまでのインターネットサービスとは異なる体験をユーザーにもたらす可能性があると考えています。
こうした変化を私達は大きなビジネスチャンスと捉え、Web3事業への取り組みを決めました。

例えばブロックチェーンゲームではゲームアイテムがNFTなどのフォーマットをとることにより、ゲームアイテムの二次流通市場を提供することが可能です。
これまでは購入するだけだったゲームアイテムをまた誰か他の人に販売できる可能性がある、こうした差分がユーザー体験を変化させ、大きな市場を生み出していく可能性があると考えています。

プロダクトの企画から開発までを一気通貫して担っている

現状の事業部のステータスや体制を教えてください

2022年3月にドリコムがWeb3事業立ち上げを行うという発表をし、2022年8月にCrypto部が生まれました。
現在、Crypto部のメンバーは10人ほどです。

企画職メンバーと技術職メンバーが同じ部署に在籍しており、プロダクトの企画から開発までを一気通貫して担っています。
とはいえ、Web3は様々な知識と技術を要する総合格闘技のような事業ということもあり、他部署との連携、外部企業との連携も多いのが実態です。

現在Web3事業として、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』というブロックチェーンゲームプロジェクトが進行していますが、こちらのプロジェクトは4つの会社でチーム構成されています。
パートナー企業も10社以上に登っており、プロジェクトチームは50人以上が関わる大規模プロジェクトとなっています。

その他にも、Crypto部主導、他部署主導など形態や関わり方は様々ですが複数のプロジェクトを推進しています。

入社してみて、ドリコムという会社の雰囲気、どんな会社だと思いますか?その中で櫻井さんはどのような雰囲気にしていきたいですか?

エンターテインメント領域でビジネスをしていこうという会社だけあって、エンターテインメントコンテンツが好きな人、オタク気質な人が多い会社だと思います。

一見すると人見知りな人が多い感じもしますが、根は素直で真面目…というか根が良い人が多いと感じます。
ゲームであれ、ライトノベルやコミックなどの出版コンテンツであれ、新規事業のプロダクトやサービスであれ、それぞれの仕事に真摯に取り組み、世の中にエンターテインメント、面白いもの、楽しめるものを届けていこうという意思のある人が多い会社です。

エンターテインメントは技術の進化とともに新たな体験、新たなコンテンツが生まれ続ける分野・業界だと思っているので、引き続き新たな潮流にチャレンジしていける雰囲気、新しいことに挑戦していく、わくわく感を与えてくれる会社でありたいと思っています。

エンターテインメント企業が行うWeb3プロジェクトならではの取り組み

今後、ドリコムのWeb3事業が目指すところ(短期・中長期)を教えてください

Web3は現在冬の時代と言われています。
そうした時にこそ、真摯なものづくりや、ユーザーとのコミュニケーションが大事であると思っており、そうやって冬を乗り越えてこそ、次の春〜夏を謳歌できると考えています。

短期的にはブロックチェーンゲームプロジェクト、NFTプロジェクトいずれも着実にプロダクト開発を進めていくとともに、コミュニティ育成を行い、中長期においては、「エンターテインメント企業が行うWeb3プロジェクトならでは」と言ってもらえるようなユーザーの期待値を超える様々な取り組みを実現していければと考えています。

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